ペリカン スクリプト

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何度も言うようですが私が始めて万年筆なるものをみつけたのは中学生の頃です。
私が中学生の頃はまだ世間で万年筆がひろく使われていたのか、はたまたその文具店の趣味かわかりませんが、パイロットのカートリッジを入れろという注意書きとともに売られていたサンリオキャラクターがプリントされた万年筆と同じ売り場のすこし離れた場所に、それはありました。
確か「カリグラフィーペン」と銘打たれていたと思います。商品名というよりはお店の人手書きのポップが置かれていたというか。
それを自由に買うだけのお金をなぜ私が持っていたのかは覚えていませんし(お小遣い制ではなく、欲しいものを申告する方式でしたから、基本的に自由になる現金は持っていませんでした)、もしかしたら父親を引きずっていって買ってもらったのかもしれません。

当時の私はテスト1週間前に部活が禁止になってもテスト勉強をしたことがなかったし(公立中学でしたし…)、朝6時20分からのNHKラジオ「基礎英語」を聞くためになぜか5時前から起き出していたため、時間がダダ余りでした。なのでそれらの時間のすべてをカリグラフィの習得に費やしたのです。あ、「基礎英語」はもとより流しているだけで、普段から横溝正史などを読み漁っていましたw

当時のペンをとってあれば一番話が早かったのですけれど、どうも見当たりません。
が、当時のもので今手元に残っているラインナップから考えると、基本的にパイロットとセーラーのカートリッジがあれば話がすむはずなのに、なぜかひと箱だけシェーファーのカートリッジが残っていました。
シェーファー?で、カリグラフィですって?あの、ペリスケみたいな色の??
ちょっと検索してみたところ、記憶にかすかに残るペンの形と近いような気がします。

ただ、軸色は何色かあれどもスケルトンではなくて、しかも胴軸に模様があったような気がするのですが…。
それに、インクなどとセットで売られていたのではなくてペン立てのような入れ物にバラで立てられて売られていたような…。
買ったときに、お店の人が筆記見本みたいなのをつけてくれたんです。本とかを買ったんじゃなくて、それを眺めながら見よう見まねで練習したんです。たしかペン先の角度まで指定されていたような記憶が(笑)


さて、またも余談が長くなりました。
要するに、たまたまmixiでカリグラフィのコミュ?を見かけて懐かしかったので入手したのがコレだったということです(要しすぎ)。
昔つかっていたものを再度入手するのは難しいだろうと思い、ではどうしようかというときに「やっぱペリカンだろ」ということになったわけです。

でも、シェーファーのだった可能性が高いことが判明した今、それを入手したほうが手が思い出しやすいかも…とも思います。優柔不断です(爆)