場違いな異物…



おみやげのMeijiマーブルチョコです。カラフルつながりってことでねw かわいいですね。外身だけ欲しい感じです。
k-mにもついているということを今日はじめて知ったデジタルフィルター「トイカメラ」で撮ってみました。


さて、場違いな異物が超本気なブロガーミーティングに混入してきました。始まる前の段階で既に、この場に来たことというか軽く申し込みをしたことを後悔させられる本気っぷりでした…。
まずほぼ全員の皆さんがカメラ持参でした。いや、k-mは持ってった方がいいのかな?とはちょっと思ったんですが、コンデジを持っていくというのが私の中になかった。皆無だったわけです。しかし、コンデジは標準装備で持っててあたりまえ。なんならネットブック持参の方も結構いらっしゃいまして。「k-x試せるのーわーい」なんてミーハーな心構えの不届きものは私だけw だいたいk-mだって、「だって試せるんでしょ、別に持ってかなくてもいっかー」とすぐに考え直してしまい、手に取りさえしなかったんですから。えぇえぇ。


しかしそんな私でも、PENTAXさんのお話は結構興味深く聞くことができました。最初に会社の成り立ちのようなお話を伺ったんですが、PENTAXという社名になったのって2000年代に入ってからなんですね。相当昔から知っていたような気がしますが。「ゲバゲバ」*1みたいなノリで「ペンタックスペンタックス」言うてたCM、じゃあその社名変更当時に流れてたんでしょうかね。しかし旭光学工業…ですか?ぜんぜん記憶にないなぁ。アサヒペンタックスなるカメラも知らないんですけど…。
PENTAXさん、「世界初」というのが好きな会社だそうです。クイックターンミラー*2やらスーパーマルチコーティングやら、今発売されている一眼レフカメラでも採用されている技術の先駆者なんだそうですね。あと、いろいろなサイズ(中判やら6×7やら)で一眼レフカメラを発売したのもPENTAXだけとか。


そんなこんなで次はk-x開発秘話的なお話。まずどういう層をターゲットにするかという話で、お偉いさんに相談したら「そんなん"みんな"や」みたいなことを言われたためそういうふうに開発することにしたそうで。なので、エントリーモデルだけどちょっとスペックが高いみたいな。だけど簡単に扱える、そういうカメラになってるそうです。
k-mの後継機ということですが、新しく搭載された「クロスプロセス」これはフィルムカメラでネガフィルムをポジ現像したり、ポジフィルムをネガ現像するような手法をデジタルで再現したもの…みたいな感じだそうです。*3しかも乱数によってかかるようにしたので、どんな風になるかは掛けてみないとわからない。色合いは好きだけどピントが甘かったから撮りなおしたいと思っても再現できない。そんな一期一会な感じなのだそうです。*4 
デジタルフィルターもk-mより多かったですね。さっきマーブルチョコを撮ろうと思ったとき、ふとデジタルフィルタを使ってみるかと思って見ていたら、「レトロ」というのがなかったです。クロスプロセスとデジタルフィルターを併用することもできます。
ところで、k-mでのデジタルフィルターはさっきはじめて試したのですが、適用された画像が表示されるまでえらく時間がかかりました。k-xで先に試していたためこの遅さは驚きました…k-xではタイムラグはほとんどなかったかと記憶していましたので。


ところでこのクロスプロセスモード、開発の方が半ば勝手に搭載してしまったそうですw なんでもk-mにデジタルフィルタを搭載するとき、サポート部門や品質管理部門からえらいこと反対を食らい説得に相当の時間を要したため、クロスプロセスも「搭載する」と事前に告知すればまたタイムロスがあることはわかっていたので、勝手に搭載してしまって後戻りできない状態になってから告知したとかw なんてパンクスピリッツあふれるお話ww この話を聞いて、ますますk-x買うぞって状態になってます…




こんな感じで、ランダムに色合いが変わります。レンズはすべてレンズキットについてくる標準レンズです。マクロレンズではないけれども、けっこうボケ味がでていたり…するかな…クローズアップフィルター持って行けばよかったと思いながら、花ばかり執拗に撮影してしまいました。


そう、ことあるごとにマクロマクロ言っているのは、万年筆をマクロ撮影したいという動機でデジイチ興味を持ったためなのですが、今日花を撮りまくってみてその願望を新たにしましたね。花撮るの楽しいです。フォーカスする場所によってぜんぜん違う一枚になるのが楽しすぎました。

*1:ブラバラでちょいちょい聞けますね

*2:説明は非常に解りやすかったですがそれをここで再現できる自信はなし

*3:言い回しが思い出せませんがそういうことです

*4:iPhoneアプリに「ToyCamera」「SepiaCamera」という初期からの名作があり、これもさまざまなフィルターがランダムにかけられる仕様でしたが、その意図もおそらくそういうことだったのでしょう。